診療内容
一般産婦科・検診
子宮がん
子宮がんは子宮に発生する悪性腫瘍で、2種類に分類されます。子宮の入り口の部分である子宮頚部にできる子宮頚がんと、子宮の奥の部分である子宮体部にできる子宮体がんです。
子宮頸がんが発生する原因の多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続的な感染と考えられています。HPVは性交渉により感染します。子宮頸がんは症状が無い場合が多いので、定期的に検診をうけるなどしてしっかり予防しましょう。
子宮体がんが発生する原因は、エストロゲンという女性ホルモンが影響しています。主に出産回数が少ない人や、閉経が遅い人に多い傾向があり、生活習慣病も関わりが深いです。初期の段階で不正出血がみられ、進行すると血の混じった臭いの強いおりものや腹痛などが現れます。症状がない場合もあるので、定期的に検診をうけることがおすすめです。
性病(性交感染症)
性行為でうつる病気のことで、主にHPV、クラミジア、B型肝炎・C型肝炎、梅毒、HIV、ヘルペス、淋病などがあります。性病は、症状に自覚がなかったりするので、定期的に検査をすることが大切です。また、予防にはコンドームがとても有効です。人には相談しにくい病気ですが、早期発見が大切です。お気軽にご相談ください。
検診・カウンセリング他
子宮ガン性病検診、家族計画の相談等も行っております。重い合併症を有する妊娠、未熟児出産、あるいは子宮ガン等、大きな手術を必要とする患者さんには、下記の病院を紹介いたします。